社長メッセージ

木とともに半世紀。いつも社会に貢献する東陽木材でありたい。 代表取締役社長 山﨑 和彦

東陽木材のはじまりは、昭和21年7月にさかのぼります。

戦後の都営住宅復興を目的とする東京都建設局の指定工場として創業して以来、事業内容こそ変化しても、一貫して木と向かいあって事業を運営してきました。

川上から川下まで、トータルな事業運営を構築

川上から川下まで、トータルな事業運営を構築

建築用材を扱ういわゆる材木屋からはじまり、住宅の復興が進むに連れて電線の整備がなされた時代には、電線用ドラム材を扱う専門業者として各主要電線企業の指定工場として成長してきました。

そして昭和40年代には、海外の物流システムに倣った物流機構の急速な発展を受け、いち早くパレット・梱包材の製造に着手。欧米への現地視察を経て学んだ実践的な物流システムに則り順調に事業を拡大し、昭和51年9月には新木場への本社移転とともに大型工場を建設いたしました。

設備増強を図った工場では本格的な中古再生パレット事業もスタートさせ、インドネシアやマレーシアでは「伐採・製材・製造・再利用・植林」の一貫した生産システムを確立。また、昨今の中古再生パレットへのニーズの高まりから、2018年4月、江東区木場に本社を移転するとともに、さらなる設備投資も行いました。現在では200社あまりのお客さまの物流システムをサポートさせていただいております。

木の循環から社会貢献につなげていく

木の循環から社会貢献につなげていく

創業から今に至る事業運営の中で、私たちはいつも、天然資源である“木”を扱う一員として、そして木製パレットを扱うプロフェッショナルとして、何ができるかを自らに問い続けてきました。

木製パレットを通じて、物流コストを抑えながら物流効率を最大限に高めること、原産地である新興国の産業発展に貢献すること、そして限られた資源を扱うものとして環境保護に取り組むこと……。「木を介して、木を循環させることで社会貢献へとつなげたい——」。これは、私たち東陽木材が、半世紀前からずっと変わらずに持ち続けている願いです。

目まぐるしく移り変わる物流システムの中で、求められるものは刻々と変化しています。また企業の社会的責任が大きく取り上げられる中、あらゆる場面で環境への対応が必須課題として挙げられるようになりました。私たちは木製パレットを扱う日本のリーディング・カンパニーとして、常にパイオニア精神を忘れず、お客さまのニーズに合わせたパレットづくりに励んでまいります。

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